[ クリニックの内装設計 ]
幕張本郷皮ふ科クリニック様
(千葉県)

小さなクリニックながら、必要な機能を満たしています。素材感のある材料を用い清潔感があり豊かな表情のクリニックの内装デザインとしています。クリニックの諸室は待合室・2つの診察室・手洗いのみとなっています。院長室やスタッフルームは設けずに、諸室は十分な広さを確保し、シンプルながら使いやすい家具を配置しています。待合室の床や壁にはタイルを用い、ファサードやカウンター周りに温かみのある木材を用いています。小規模なクリニックなために部分的に高価な材料を用いてもコスト面では負担は多大とならず、印象的な内装を実現しています。またスケルトンからの内装設計では難しい室間の段差のない室内空間を実現しバリアフリーに配慮をしています。

クリニックの待合室
クリニックの待合室 床と壁の一部にタイルを用い木製のファサード、木製の家具を配置し明るく豊かな内装となっています。
クリニック外観 木製の大きなファサードからクリニックの内装がうかがえます。
診察室1 十分な広さを確保し、機能的な動線に従って引戸や受渡窓・家具が配置されています。
床は長尺シートを巾木部に巻き上げ清潔さを保てるよう設計されています。
診察室2 もう一つの診察室は大きな容量の収納とロールスクリーンで隔てられています。各種器具、資材などを取り出しやすいよう考慮されています。
クリニック待合室 広くはない待合室でも患者様に快適にお待ちいただけるように内装材料や家具を工夫しています。
通路 暗くなりがちな通路をダウンライト・コーニス照明・ブラケット照明などで明るく彩っています。
クリニックのトイレ 広めのトイレは壁にタイルを用い、大きな鏡の上下に間接照明を設けています。
患者様にリラックスして頂く場所として設計されています。
診察室の引戸 引戸は自閉式とし錠を設けています。患者様のプライバシーを確保しています。
クリニック受付カウンター 最小限にシンプルで使いやすい設計としています。
配線・盤・プリンターなどを収納に格納しています。
診察室流し台 家庭用の既製品に簡単なオーダーを行い高価ではなく使いやすい流し台の設計としています。
流し下は6つの引出し収納とし使いたいものがすぐに取り出し可能です。
流しのステンレス天板は精密機械などを置くことを考慮し完全なフラットとし、クリニック仕様の流し台としています。
クリニック待合室内装パース 3Dの内装イメージで内装工事前に検討を重ねます。
診察室1内装パース
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